肺がん 生存率

生存率とは何なのか?

他の癌と比較しても、肺がんは治療後の経過が思わしくない傾向にあります。これを示すデータとして、生存率という指標があります。聞きなれない言葉ですが、1年や3年、5年などの期間を定め、期間内に亡くなった人を除いた数字です。

たとえば、5年生存率が70%という場合には、5年以内に亡くなった人が30%いたことを表しています。

肺がんの場合には、症状の進行度を示すステージ(病期)ごとに生存率が算出されています。というのも、どれだけ悪化した状態であるかによって、同じ病気とは言え、治療後の経過がまったく異なるためです。

なお、肺がんのステージとは、症状がどれだけ進行しているかを0期から4期までの数字でまとめた国際的な指標で、数字が大きくなるほど進行した状態、つまり末期に近づいていくことになります。

肺がんの生存率の目安

一般的な目安として、5年生存率が1期なら80%、2期で40%、3期で20%、4期になると5%前後であるというデータがあります。

もっとも、治療を受ける施設のレベルによっても数字は変わってくる他、医療の進歩によって肺がんの生存率は改善されていくことになります。あくまで過去のデータとして、参考程度に見ておくのがよいでしょう。

同じステージでも、患者さんによって状態は変わります。肺がん以外の要因によって体が弱っていることもあれば、そうではないケースもあるので、個人差があることは意識しておいて下さい。

ただし、肺がんの5年生存率を見ても分かる通り、症状が進行するに連れて、明確に治療後の経過は悪くなっていきます。1期なら5年間生きられる可能性が80%あるのに対し、4期では5%にまで下がってしまうのです。

ただし、肺がんは初期症状が乏しいため、自覚できないことが多いのも事実です。発見が遅れたとしても、それを後悔するより、これから何ができるかに集中した方がよいでしょう。


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